虜 〜メロウハニィ〜
□#15 嬉しい誤算
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水とはいえ流石に体に負担はかかる。
ひなは大丈夫だろうかと遠退きそうな意識の中で考えた。
沈んでいく際ジュンが祐貴の腕を掴み引き寄せ水面に顔を出した。
拓「祐貴大丈夫!?」
ナ「途中で見失っちゃったよん」
『私は…ケホッ…だ…いじょうぶだけど…ケホッ…ひな…は?』
祐貴はジュンに抱き抱えられ咳込みながらひなの無事を尋ねた。
ひ「私なら大丈夫だよ!」
『なら…ケホッ…良かった』
祐貴はへにゃぁと笑い脱力しジュンへと寄り掛かる。
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