虜 〜メロウハニィ〜

□#15 嬉しい誤算
3ページ/11ページ


水とはいえ流石に体に負担はかかる。
ひなは大丈夫だろうかと遠退きそうな意識の中で考えた。


沈んでいく際ジュンが祐貴の腕を掴み引き寄せ水面に顔を出した。




拓「祐貴大丈夫!?」

ナ「途中で見失っちゃったよん」

『私は…ケホッ…だ…いじょうぶだけど…ケホッ…ひな…は?』


祐貴はジュンに抱き抱えられ咳込みながらひなの無事を尋ねた。



ひ「私なら大丈夫だよ!」


『なら…ケホッ…良かった』


祐貴はへにゃぁと笑い脱力しジュンへと寄り掛かる。




.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ