便利屋奮闘記
□第二話〜天使には気をつけろ〜
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「社長〜、居ませんねぇ」
廊下を歩きキョロキョロと見回す俊
「全く、どこ行ったんだよ!!」
「俺達が来るのいつもは楽しみにしてるんだけどなぁ」
紫色の髪をして、平均的な身長、綺麗な顔つきの川岡 川村副支部長は、少々ムスッとし始めた
対象的に顔はへらへらと笑っいるが、支部長の仁岡 純一
赤い髪に、背は川村副支部長や俊より高く、顔は良い方に属する
「そうだよ!書類に苦しむ戒を見に来たのにぃ〜」
「普段もんなこと言って…戒に逆にイビられてるくせに…」
仁岡支部長に逆に言われる川村副支部長
そんなやりとりをして約30分
「お前ら何してんの」
「副社長!!」
「キョウ!!」
背後から声をかけられ振り向く
「お、岡〜ズじゃん」
副社長に似たような感じの人が、後ろからひょっこり出…って
「ええ゛っ!?!?なんで、世界のアイドルのサトシのそっくりさんがッ!?!?依頼ですかッ!??」
わたわたと慌てて興奮気味の俊
(社長知ったら喜ぶかなぁ〜♪)
「なんだ?また増えたのか?」
そっくりさんに言われる
(え?そっくりさん、またって…常連さん?)
「悟こそ…。あぁ、俊は知らないか」
謎に気付き説明しようとした時
*