DreamU.

□世界一
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「りーほっ」



「わっ、」



名無しさんが後ろからいきなり抱きついてきて顔に熱が集中する




「わー里歩顔真っ赤〜ほんっま可愛い」



名無しさんは可愛い可愛いって里歩の頭をぐりぐり撫でまわしてくる




「あーもう髪ぐちゃぐちゃや」



名無しさんのせいでぐちゃぐちゃになった髪を手で整える




「別にそんなに髪気にせんでも、里歩可愛いのに」




「そっ、そういうことやないの、…す、好きな人前では…、なるべく可愛くいたいから…っ」




自分で言ったくせに恥ずかしすぎて顔が上げられへん





「なにそれ、誘ってんの?」



「やっ、あの…っ、そういうんじゃ…わわっ」




いきなりソファに押し倒された





「んん…っ、」




名無しさんが深い口づけをくれて、それに里歩も必死に絡ませようとするけどうまくいかへん




いつまで経ってもうまくできひん





「…っ、ははっ、里歩無理せんでええよ?」




「…う、うまくできひん」




「ゆっくりでええねん、こういうとこ少し不器用な里歩も好きやから」




ってニッって笑って、頭をなでてくれた名無しさんにきゅんとしてまた顔が熱くなる
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