DreamU.
□年上の
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今日は名無しくんのお家でゆっくりうっくりお家でデート
最近ふたりとも忙しくてふたりきりでゆっくりなんてできひんかったから、嬉しくてわくわくしてる笑
ソファーにふたりで腰掛けて映画でも観ようかって話になって
がっつりラブストーリーな映画を観てる
こてん
しばらくすると、菜々が頭を名無しくんの肩に預けてきた
うわ、顔近い、可愛いなーもう
ながいまつげ
少し特徴のある唇
ピンク色に染まったほっぺ
綺麗に通った鼻
黙ってれば、ほんまおばちゃんの要素なんてゼロやのになー
喋り出すとなんであんなに昭和オーラ出てまうんやろ笑
「名無しさん、さっきから見すぎや…、照れるわ、ばか///」
「なんや、嫌なん?菜々かわいいなーって見てただけやねんけど、嫌?」
いつもやったら、嫌や!恥ずかしい!とか言ってすぐ顔そらすくせに
今日はちがって
「嫌、やないよ、名無しさんが私のこと見てくれるの、嬉しいし…///」
俯いて、嬉しそうにぼそって言った
とどめに
「見てていいのは、私だけやからな?」
なんて見上げてきた