DreamU.

□大黒柱
1ページ/3ページ


今日は、まなぶくんの何やらしてくれとんねんのロケ



あー今日はなにすんねやろ



でも、バス乗せられて、ジャージなあたり結構辛いやつやろな




こてん


肩に程よい重さ


「、さやか」



肩を見れば、少し頬をピンクに染めた彩


「ほ、ほら…っ、みんなお喋りに夢中やし、少しくらい、ええやろ?」




あたふたしながら、必死に理由を並べ出す




「っぷ、必死か(笑)」



その姿がなんだかすごく可愛くて思わず吹き出した




「な…っ、なんで笑うねん…!」




「いやー、可愛いなって思って?そんな理由なんか並べんでもいつでも甘えてくれてええのに」





肩にある彩の頭を撫でてやれば、ぶーってほっぺをふくらます



かと思えば




「…私に甘えられても気持ち悪ない?」



心配そうな顔でそんなことを言い出す




なにいってんすかまじで



卒倒しそうなくらい可愛いんですけど



「いて…っ」



彩のおでこに軽くデコピンする



「自分の彼女に甘えられて、気持ち悪いと思うやつがおるか、あほ」



「う…」



「ましてや、彩やぞ?可愛くないわけないやろ、あほ」




あほは名無しさんや!なんて顔真っ赤にしてぽかぽか殴ってきた




いや、ちょっ、それ地味に痛いねんけど




でも、そんなとこも可愛いなあって見惚れしてしまう名無しくんは相当やな(笑)


ジャージ着てても可愛いってなんなん



まじ神やわ


ほんま神さや神さや神(笑)



「…じゃあ、もっと甘えてもええん?」




あたりまえや!ってにっと笑えば




ふふって嬉しそうに膝にちょこんと乗ってきた





彩のお腹に手を回してぎゅーっと抱きしめる




彩の背中に頭を預けて、あー幸せやーなんて心の中で思う
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ