DreamU.
□いつになく
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「もう…明日早いって言ったのに」
「だって、名無しさんが誘ってくるのが悪い」
「さそってないー!」
「誘ってましたー、そんなこと言ってなんだかんだ嬉しかったくせにー」
ぷくって膨らましてるほっぺをつんつんとつつけば
「………。」
無言で頬を染める
「え、もしかして図星?」
「うるさい…///」
真っ赤な顔をふいっと背ける
「うあー!!!可愛い!ほんっと可愛い!」
「珠理奈、うるさい/////」
かわいくて仕方なくておでこにキスをすれば
「珠理奈?名無しくん以外には、好きとか言っちゃやだし、ちゅーもやだからね?」
なんて言った
「あったりまえ!私には名無しさんだけだもんねーだっ」
そう言えば名無しさんはまたふいっと顔を背けた
その横顔が少し緩んでたのは私だけの秘密
end