DreamU.
□大黒柱
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「あ…っ、はあ、も、む、り…、おねが…っ、イかせ、てぇっ」
名無しくんのうでをきゅって握られたら、もう拒む理由なんてひとつもなくて
指のスピードを上げてスパートをかける
「あ、んん…っ、は…っ、ん、んん、んんん…ッ」
すぐに身体をびくびくさせてイってしまった
赤くとろんとした彩の顔が名無しくんの肩のところにもたれてきた
やっと顔が見えたから、なんだか嬉しくなって
可愛らしいその唇に軽くちゅってした
「いじわる…、そんなんじゃ足りひん」
なんてうるうるした目で言ってくるから
何も言わずに深く深く口付けた
彩へのこの想いが少しでも伝わるように何度も何度も
「好きやで、彩、誰よりも」
そう言えば
「…うん、私も」
きゅっとジャージの袖の裾を握って応えてくれた
NMBのエースで、キャプテンで、大黒柱で
誰よりも忙しくて、大変で、たくさんのこと抱えてるの知ってる
だから、名無しくんが彩の大黒柱になってあげる
会いたいって言ってくれたら、飛んでくし
寂しい辛いって言うなら、抱きしめに行く
疲れた時はたっくさん甘やかしてあげる
だからどうか、ずっと笑って名無しくんのそばにいてほしい
そんな想いを込めて彩をぎゅっと抱きしめた
end