DreamV.

□不器用
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「さやかぁ…」



「はぁ、またか…」




視線の先には上西と名無しさん




…の喧嘩



「…だいたいさぁ、今のだって上西のせいやろ」



「はあ?どこがやねん!どっからどうみても名無しちゃんのせいやろ」




もはや日常的なこの光景




上西も名無しさんも普段そんなに喧嘩とかせえへんのに、2人がくっつくと必ずと言っていいほど喧嘩する





「はあ!?やんの「はいはいはい、もうおしまい」




今にも殴りかかりそうな名無しさんを後ろから羽交い締めにする




「ちょ、彩!なにするん!離せって」




「嫌ですー」




離せ離せとじたばたする




あーもうしょうがないなぁ




「ほーら、いい加減にしないと上西に嫌われんで?」



名無しさんの耳元でそう呟く



「っ!?///…」


途端に大人しくなって、それは嫌やなんてぼそっと言った



「あははっ、わっかりやす笑」




「うるさいなぁ!」




今度は顔を真っ赤にしてプリプリ怒りだした




「そういうのがわかりやすいって言ってんねん笑 じゃ、岸野、上西頼むな」




岸野に上西を頼んで名無しさんと2人で話せそうなところへ移動する







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