CP

□寝顔
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「さっしーはさ、私のこと好きじゃないの?」



なんの前触れもなく唐突発せられた言葉


麻友の真剣な眼差しが胸を刺す


そんなわけない


だって指原は麻友しか見てないし地方組の集まりだって減らして麻友と一緒にいれる時間つくったりして


今だってこうやってふたりで指原の家にいる


思いあたることなんてない



「そんなわけないじゃん」


一通り頭の中で考えてからそう言えば



「じゃあ、なんでシてくれないの?ちゅーだって一回しかしたことないし」



「う…」



そこか


だってそれは指原がへたれで踏み出す勇気がないし


無理矢理行為にこぎつけて嫌われたら嫌だし


なにより


指原なんかがTHEアイドルの麻友を傷つけたらいけない気がして



手を出せずいたっていうか…
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