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□平穏
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『…もしもし、おはよ。凛』



馴染みのある声。
そんな真琴の優しい声音が電話口から聞こえてくる。今日は珍しく部活が休みな休日で。ゆっくりとしていられると思って寝ていたところ真琴からの着信によってそれは皆無となった。




「………はよ。よくも毎日毎日飽きねぇな…」




真琴は平日、休日関わらず凛に毎日電話をかけていた。大抵ハル達の話だがたまにこうやって昔みたいにくだらないことも話す、そんな感じだった。




『飽きないよ、だって俺凛のこと…』



「あー、分かった分かった。で?今日は部活あんのか?」



真琴の言葉を遮りながらふとそんな話題を投げかけた。



『今日はないんだ。ハルが…風邪ひいちゃってね…それでも泳ぐってきかないから大変で…………でも今来ちゃったんだ』



「……………は?」




来ちゃったんだ?



と、言うことは………




「凛」




寮室の扉が開かれそこには携帯を片手に持つ真琴の姿。




「…おまっ…突然すぎんだろ!!」




「だって凛に会いたかったから」




「だからって……」




笑顔で答える真琴に何も言うことが出来なくて。凛はふい、と視線を逸らした。



「凛…好きだよ」



突然紡がれた言葉。
この声がその優しい笑顔が…





俺は好きだ。








「…そうかよ」


絶対好きなんて言ってやんねぇ。
つか、んなの俺のキャラじゃねぇし…




「ん…愛してる…」



「っ…!!あっそ…」




(…真琴の馬鹿っ…)



真琴は凛の腰に手を回し引き寄せるとそっと優しく口づけしまたへらりと笑んで見せた。




「…………ほんっと、だいっきらいだ!!」




天の邪鬼。


そんな貴方を本当に愛しています。






end



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何が書きたかったんだろうか←
自分でも謎。(´・ω・`)


裏にしようとしたが体力尽きました←

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