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□chocolate days*
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「で?なんで俺はお前に押し倒されてるわけ?」
ハルの家に着いて早々ハルは凛をベッドに押し倒し服を脱がしていった。ハルとは何回かやってるしそういうのは大体慣れたがたまにハルの行動が読めない、というがやはり大変で。
「…誰かに告白された?」
「はぁ?」
いきなり問われたハルの質問に凛は間抜けた声をあげた。
「いや、されてねぇけど…」
「…………そうか。なら良かった。」
「なんでだよ?」
「別に………………凛、モテるから気になっただけ、こんだけチョコもあるし。…………ムカつく」
「え…?」
珍しい。
ハルが嫉妬した。
なにそれ、やべぇ…嬉しい。
いつもハルは自分の感情を態度にも言葉にもすることが少なくて。先程吐かれた言葉は本音のようで本当に嬉しい。
「妬いたんだ?」
「妬いてない。」
「嘘付け。」
「嘘はついてない。」
相変わらず無愛想だけど俺はそんなハルが好きで。自分からハルに口付けし舌を絡ませていくとハルは驚いたように瞳を揺らしそれを受け入れた。
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「嫌だ、ぜってーんなの嫌だっつうの!!」
「いーじゃん……」
「良くねぇ!!」
ハルと凛はベッドの上で言い争っていた。原因は………
「ひぁっ!?やぁ、やだっ…!」
「………美味そう」
ハルは先程凛から受け取った大量のチョコレートが入った袋の中の包装を剥がすと中からチョコレートを取り出し凛のものへと塗り始めたのだ。それで先程言い争っていたのだがもう塗られてしまったため為すすべもなかった。
ハルは其れに舌を這わせると味わうように凛の自信を舐め上げた。
「やっあ…やだって、ハル…!」
「凄い…甘い」
ありえねぇ。さっきまでこいつにドキドキしてたなんて微塵にも思いたくないくらいだ。誰が普通恋人の大事な部分にチョコ塗って舐める奴がいっかよ、まじありえねぇ…
「ムカつくっ…んぁ…離せっ…」
頭を押し返すも手に力が入らず弱々しくしか押し返せず無意味で。部屋内にはチョコレートの甘ったるい匂いが広がっていた。そんな中凛のものを美味しそうに舐め続けるハルは舌を一旦離すと再度チョコレートを取り出しそれを凛の後孔へと入れていった。
「なっ!?どこに入れてっ…!?」
「ローション無いから潤滑油代わり…」
「いらねぇよ!なんで身体ん中までチョコ入れられなきゃ…」
「凛の中…あっついな…チョコ、もう溶けてきた…」
「っ────!!うっせぇよ!」
そんなやりとりを続けながらもハルは自分の身につけていた衣服を脱ぎ凛の後孔に己の自身をあてがった。
「ひぁっ…入れんなっ…!」
「入れて欲しいくせに……」
「なっ!?ちがっ…んぁっ…はぁ」
奥にハルのが入ってくるのを感じ凛はその唐突の快感にびくり、と肩を揺らす。
「凛、力抜いて…」
「う、うるさっ…んんっ…」
自分でも力は抜いているつもりだがどうも中を締めてしまっているみたいで。ハルが若干苦い表情をしているのが分かった。
「凛、動くよ………?」
ハルはそう小さく呟くと腰を揺らし律動を始めた。
「んぁっ…あっ…あぁ」
凛の甘ったるい声が部屋内に鳴り響いた。同時に結合部がチョコレートのせいかいつもにまして卑猥な音を立てた。
「あっ、やぁ…ハル、ハルっ」
「っん…凛っ……」
お互い名前を呼び合って二人はほぼ同時に達した。
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「最悪。」
凛が一言そう呟いた。
あれからシャワーを浴びたものの自分の体内に塗られたチョコレートを自分の指で解しお湯で流したのだ。あの時の憎悪感は言葉にならないほど。
「…………凛、好きだ」
「なっ……!?………」
いきなりの告白に凛は顔を赤く染めながらハルに聞こえないような声音で「………俺も」と告げた。
end---------------
なんですか。これ。
文章力欲しい。凛をもっとエロく喘がせたい←
頑張ります!←