世界政府の鴉
□海賊との接し方
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任務指令を受けてすぐ、愛用の水陸両用バイク“イタチザメ”に乗ってグランドラインを勢いよく走っていた。
リーフ『お腹すいたなー…そこら辺んで朝飯食べようかな』
リーフは近くの町を見つけると、港にバイクを括り付けた。
ここは“サケバッカ島”
グランドラインで一番の酒出荷率を誇っている。
あのバラティエや有名な貴族たちは、大半の酒類をここから仕入れている。
このサケバッカ島は、名前からして、悪党や金持ちが集まりそうだが、一番規則がしっかりしている町としても有名であった。
酒というのは、誰もが快楽を求めるもの。
その酒を造る町自体がへらへらしていては、上質な酒は提供できないとして、町長がきっちり法律を決めているらしい。
だから、住人事態が酒を飲むのは月に一回程度にしているのだ。
このことから、ここサケバッカ島の別名は“天国体験の島”とされている。
店員「へいらっしゃい‼って、あらら?お嬢ちゃんパパやママは?」
リーフ『パパはねーってそんな年じゃないですよ。朝ごはんを食べてないので、サンドイッチか何か作ってもらえますか?』
店員「まいど!」
この島には飲食店はなく、すべてが酒場である。が、子供も多く平和な町なゆえどこの酒場もなんでも作れるよう手配されている。
しばらくしてリーフのもとにサンドイッチが運ばれてきたとき、横にドカッと音を立てて男が座った。
?「よこ空いてるk『空いてないです。他の席行ってくださいチューリップのお兄さん』んだとてめぇΣ?!」
そういって横に来たのは、赤い髪をいかつく逆立てたルーキー。ユースタス・キャプテン・キッドだった。
キッド「空いてる席は全部部下に座らせちまったんだ。いいだろ?」
リーフ『…あなた人相の割に部下思いなんですね』
キッド「うっせぇよ」
リーフ『まぁでも、そこは空いてないので他をあたってくだs「お前薄状すぎだろΣ?!この流れは了承してくれる感じだろ?!」
店員「ご注文は?」
キッド「さっき店に入った俺んとこの船員全員分の酒を頼む」
店員「まいど!!」
リーフ『さすがサケバッカ島っていうでけありますよね。そんな注文他のところだったら迷惑も甚だしいところですよ』
キッド「だからわざわざここにきてんだろ。てかさっきからお前俺のこと嫌いか?嫌がらせばっかだn『失敬な!機嫌が悪いだけですよ!』どこが失敬だよ」
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リーフ『なるほど…ではまだ旅に出て間もないのですね』
キッド「そういうこった。お前はなにしてんだ?見たところ俺より年下みてぇだが」
リーフ『私の話はいいんですけどモギモギあなた懸賞金モギモギ高すぎでしょモギモギ。なにしてそんなにモギm「なんでもいいから食べるか話すかどっちかにしろ‼そんでもってモギモギってなんだΣ?!どんな食事効果音だよΣ;」んんー文句の多い人ですねぇモギモ「それだよΣ‼」
キッド「…わかったからそんな今にもサンドイッチ投げてきそうな格好やめろ;食べ物大切にしろ;まぁ、どうしたら懸賞金が短時間で上がるかなんて…簡単に考えたらわかるよな?単純なことだ」
リーフ『…禁止区域での捕鯨?動物虐待?』
キッド「うん。お前が動物に対してすごい愛情があることはよーくわかった。でだな、お前の中ではそれが重罪かもしれんがちょっと違う。うん動物大切だけどな?」
リーフ『えーその他わかんねー』
キッド「何?お前の頭には世界がどう映ってんの?人間眼中にある?」
リーフ『まぁ…冗談だったり違ったり「どっちだよ」命をあやめたんですか?』
キッド「いきなり普通になんのやめてくんねぇか?めっちゃびっくりした;ま、まぁそうだ…ってだからそれ投げんな、てかそれ何;?『サンドイッチの残りのハム』残りΣ?!残りってなんだ?!何、好き嫌いか?『宗教上です』宗教Σ?!」
リーフ『冗談ですよ、ハム嫌いなんです』
キッド「珍しいなハム嫌いって。そしてどんだけ持ってんだよ、重ねて持って厚さ20pぐらいあるだろそれ、どんだけハム入ってたんだよΣ;」
リーフ『ふーくったくった。』
キッド「女がくったなんて言うもんじゃねぇぞ。で、食べ終わったところで質問なんだが、モギモギって効果音は何食べてたんだ?」
リーフ『え、モギ○ギフルーツですけど?』
キッド「え、まって?あのグミのお菓子のΣ?お前どんなサンドイッチ頼んだんだよΣ?!」
リーフ『さて…私はこれから急ぎで行くところがあるのでこれで』
キッド「ここまでリアクションさせといて反応薄いなほんと傷つくわ」
リーフ『キッドの旦那にはまたどこかで会うでしょう』
キッド「会う?あ、おいお前名前は?」
リーフ『リーフです。覚えといてくださいね。』