コムイ夢

□第4章
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私の人生の中で非常に興味深い人物を手にいれて何年も経つ

中央庁でも以前と同じように使い捨ての実験体として扱うつもりだったが、彼女は秀でて高い情報処理能力を持っていたため私の側近とした

身の回りの世話から事務的な仕事、護衛を彼女は機械的にこなす

それらは全てにおいて完璧で何の狂いもないものだった

未だに、彼女の隠された奇怪な能力を見つけられずにいる

この数年、側近となった彼女は身なりを整えさせたことで、今はただの少女に見える

その姿になって初めて彼女の整った容姿をしていたことに気付き、目の保養となっている

しかし、彼女は一度も言葉を発しない

相手の話す意味を理解しているようなので困ることはないが…

表情は少しも変わらず、ただ手を動かすだけだった



W変態赤髪男と旅立ち
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