黒バス

□諏佐さんとプレゼント
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「諏佐、誕生日オメデトーさん」

ホームルーム後、今吉に言われて今日が誕生日だったことに気づいた。

「ありがとうな、今吉」

そう返した途端に今吉はニヤっと笑った。
こいつが、この顔をしているときはろくなことがない。もう体験済みだ。

「そんな警戒せんかていいやろ。ひどいわー」

相手にするのもうやめようかな。
さっきと部室行こう。

「すーさ誕生日プレゼントや。大事にしてな。」

そう言って今吉は、ラッピングされたプレゼントを渡してきた。
開けてみると、中身は俺のイニシャルが彫られたアクセサリーだった。

「お前にしてはまともだな。」
「ひどいわーほんま。お仕置きやな。」

うん。ろくなことがないな。
さっさとここから出よう。

「諏佐」
「なんだ?…んっ!」

振り返った瞬間、今吉からキスをされた。
明日ちゃんと部活行けるだろうか
そんなことを考えながら今吉からのキスを受け止めていた。

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