三毛猫のうたた寝
□知らない世界ってなんかドキ(((*〃゚艸゚))ドキするね!!☆
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「あの…」
私がそう声をかけると、銀さんの後ろにいた新八さんや神楽ちゃんが、きた。
「なにやってんすか?銀さん」
「いきなり止まるなアル。びっくりしたアル」
そして、私に気がついた。
驚くような顔をする。
…そんなに、私は珍しいだろうか?
「いや、ごめんな。お前、怪我とかねぇ?あ、つかさっき俺の名前言ったよな?
」
「あ、いえ。探してたもんですから」
私は、さっきでっちあげた嘘を言う。
銀(え?探してたって何?もしかして、俺に一目惚れしてたか?ひゅぅぅぅぅぅぅ、じゃねぇか。やべぇ、興奮してきたわ)
「なんで、銀さんを探してたんですか?えっと…」
新八さんが尋ねてくる。
「猫子です。でも、それ以外思い出せなくて」
「マジでか」
「記憶喪失って、ことか?」
銀さんの言葉に、頷く。
…嘘だが。
犬美言っていた。銀魂の世界の人に現実の世界からきたと、知られてはいけない。と
ま、そうなったら、嘘言うしかないでしょ?
「そしたら、さっき、なんでもやってくれる坂田銀時ていう人がいるって聞いて」
「なるほどね〜」
「あの、すみません。私の記憶が戻るように協力して貰えませんか?お金はないんですけど、なんでもしますからっ!!」
私が頭を下げる。でも、何も言われない。…駄目だったかな?
銀(なんでも?なんでも?まじかよぉぉぉぉぉぉぉぉ。こんな可愛い子相手になんでもぉぉぉぉぉぉぉ?!じゃ、あれやってこれやって…ヘブシッ)
神楽ちゃんが、いきなり銀さんを蹴る。そしつ、仁王立ちして言った。
「駄目アル。こんな臭いエロ親父の所いたら、猫子が腐るネ。襲われちゃうネ」
「いや、神楽ちゃん、銀さんもそれはないと思うけどさ…」
新八さんがフォローする。
私、何されるんだよ…
新人いびりみたいな?
「いいか、神楽、新八。猫子は俺らが責任持って世話するっ。」
ま、結局置いて貰えるみたいだ。