三毛猫のうたた寝
□なんか、ありきたりだけど、1回ヤリタカッタゼー
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夢を見てしまった。昔の夢だ。
あの日、私は知った。
思い上がっては、いけない。私が好きな人はいない。恋など、出来ない。
それさえ、分かれば、素晴らしい人生を送れるというものだ。
パチりと、目を開ける。
あれ?あれれ??
なんか、寒気がする。頭が痛い。
「お〜い、猫子ちゅぁ〜ん。今日は、起きるの遅ぇな。…まさか、銀さんのこと誘ってんのか??」
銀さんの足音が聞こえる。ばっと、ふすまが開いた。
「な、おいっ、猫子〜、か、顔赤けぇぞ。大丈夫か?!」
思いっきり、銀さんが叫んだ。
頭に、響く。
「ぎ、銀さん?!どーしたんですか?!!」
「何か、あったアルか?!!」
新八君と、神楽ちゃんが来る。
頭に、響く〜。
やめてくれ〜。