☆カゲプロ小説☆

□この日が続けば
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冬。

雪が降り、街並みの雰囲気がガラッと変わる。見てるだけでも寒くなる、夏と対照的になる季節。

クリスマスがやってきて、
お正月がきて、
バレンタインがきて、

イベントがたくさんの季節。
皆はうきうきなんだろうけど、そういうわけでもない。
別に楽しみでもない、ただ寒いだけの季節。

まぁ自宅警備員の俺にとって、あまり支障はないから、興味がない。
部屋にこたつを置こう。



いつものようにパソコンを起動させると、青白い光が画面中に広がる。
ここに住み着いている電脳少女だ。

『ご主人!オハヨウゴザイマス!いい天気ですね!そうだと思いませんか?』

朝っぱらからテンションが高くてついていけない。

「…あぁ、そうだな…」

気怠そうに答えた。
その瞬間、部屋のドアが思い切り開いた。

「おーにーいーちゃーん!新年明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いしまーすっ!」

妹のモモだった。
キラキラした着物をきていて、桃色をベースとした生地に、映えるような黄色の花が描かれていて、腰に大きな華やかなリボンがしばってあり、見栄えがよく見えた。

「あぁ…よろしく」

そんなことはどうでもいいと、パソコンに目を向ける。こんな日ぐらいゆっくりさせてほしい。 

突如、再びドアが開かれる。

「おぉ、シンタロー!起きてたのか!新年明けましておめでとう、突然だが出かけるぞ!準備しろ」

キドが目を輝かせながら俺に呼びかける。

新年早々、騒がしいものだ。全く…

「はぁ…うるせーな……ていうか俺でかけねーからな!?誰が行くって言った!行く前提で話を進めるな!」

「え?行かないのか?」

疑問系で返された。逆に返してやりたい。

とはいえ、誘ってきてくれたのにいかないのは失礼だな。
それに新年一日目もぼっちはつらい。


…はぁ、本当つかれる。

でも悪くない…様な気もする。


俺はそう言って、何回目かになる玄関のドアを開けた。

外からは凍えるほどの冷気が吹き込み、体を包み込んだ。

うんざりだった夏は終わるのだ。
もう冬なんだな、と思った。







あとがき


駄文乙です。意味わからないですよね。私もわかりません。
ありがとうございますた

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