ルナミ置き場
□デート
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おまけ
「あー！帰ってきたぞ！」
「なぁんだよ。やっぱり二人
一緒かよ。」
「ふふふ、私はヒントで
分かっていたわよ。」
「…くだらねぇ。」
「なみさん！！
何で、クソゴムなんかと…！！」
思っていた通り…二人で帰ると
こうなるとは思った。
まぁ、そうは言っても相手が
ルフィだから、別々に帰るなんて
事もするはずなく…
堂々と手を繋いでの帰還…
「ナミさん！！無事ですか？！
何もされませんでしたか？！！」
「何だよ、サンジ。
うるさいな。」
「うるさいとな何だ！！
てめぇ、
手なんざ繋ぎやがって…！」
「まぁまぁ、サンジ君。」
なだめようにも増々サンジ君の
怒りはヒートアップするばかり。
「クソゴム、ナミさんとデート
してやがったのか！
何で、はじめからナミさんと
デートだと言わねぇんだ！」
怒り狂うサンジ君に…
「なんとなくだ！！」
きっぱりと言い切ったルフィ。
だけど、確かにあの時、
私とデートするなんて言ったら、
サンジ君に止められて出掛けら
れなかったわ。
そこまでルフィが考えていた
とは思えないけど。
目を炎で燃やし、怒りに震える
サンジ君の尋問はさらに続く。
「…デートって事は…
手を繋いで街をウロウロし
たのか？！」
「そうだ。」
「…す…好きだとか
言ったのか？！」
「そうだ。」
「ちょ、ちょっと…！」
制止する私の存在を無視して、
二人の話は進む。
「ま、まさか、唇を合わせた
のか？！」
「そう…「きゃーきゃー！！」」
ばっかじゃないの？！！
何、真面目に答えてるのよ！！
真っ赤になって言葉を遮った
私に、サーと顔が青ざめる
サンジ君。
「その、反応…って事は…
まさか…性交…」
「するわけないでしょ！！！！」
たんこぶだらけで横たわる
サンジ君とついでにルフィ。
「っいって〜なぁ！
何でおれまで…！」
「あんたも余計な事言い過ぎ！！」
いつもの船の光景に、
「ふふふ、ナミ。
だから、ルフィに怖くて強いって
言われるのよ？」
ロビンはほほ笑んだ。
Fin