gift

□mistake
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ロー視点






こいつが反省するまで

無視をすると決めていた。



それなのに、今は自分の身体が

反応しない様に耐えるのに必死だ。




ナミに合わされた唇から侵入された

舌。

熱い吐息と混じり合う唾液に

溢れ出すおれの煩悩。

それがおれを侵食し、おれの決心を

揺るがす。




おれに跨り、ナミは丁度その部分に

自分のソコをあてがう様に摺り寄せ、

微細に腰を動かす。


それだけでおれのだらしない

モノは反応し、無視を決め込んで

いたおれに“もういいじゃねぇか”

と反抗する。



「ロぉ…っ、ねぇ…」


ナミはソコをおれに擦り付けながら、

濡れた唇でおれの名前を甘く囁く。


上気した頬に深い呼吸、吸い付く

様な滑らかな肌の感触におれの我慢も

限界で思わず襲い掛かりたい衝動に

駆られるが、おれも一度決めたことは

やり遂げてぇ…!



奥歯を食いしばり、目をぎゆっと

閉じた。



「ごめんってば。

もう、間違わないから。


ね?無視しないで?」


それでも無視するおれにナミは

ズボンの上からすでに大きく誇示

しているモノを擦る。



「…ローの身体は私を無視できない

みたいよ?」



少し妖艶に笑うと、ズボンの

チャックを下ろす。



それでも無反応…


と言うか、


身体は反応してしまってるので

せめて態度だけでも無反応にする。



動いてしまえば、おれの負けだ。



ナミは既に大きく膨らんだモノを

出すと、上着を脱ぎ去り、大きな

膨らみでおれのモノを挟むと、

胸でおれのモノを刺激しながら、

口でおれのモノを銜えた。


「…!」


何とも言えない快感が身体を

痺れさせる。

柔らかいふっくらした胸の感触に、

先端を口で吸い上げる刺激。

裏の筋を刺激されれば、さらに硬さ

は増す。



…反則だろ!それはっ!


思わず、声を出したくなったが、

我慢する。



おれが怒っていたはずなのに

いつの間にかおれが拷問に

かけられている。



「ロー、もう限界なんじゃないの?」


ナミの与える刺激にモノの先端から

出される透明の液。


それをナミは舐めとり、

いやらしくおれに問う。



そのまま、大きく口を上下させると、

我慢の限界のおれはそのまま

白い欲望をナミの口の中に吐き

出した。


「…っんんっ!」


ナミはそれを1滴残らず飲み干すと、

胸をおれの身体に押し当て、

首に手を回し、耳元で囁いた。



「ロー?


ローの身体はもう、私を許してるん

じゃないの?」




おれは再び、奥歯を食いしばり

目をきつく閉じる。



せめてもの抵抗だ。



この女の言う通り、おれの身体は

すでに女が欲しくて仕方がない。


中に入って女を征服したいと

疼いて仕方ねぇ。


しかし、ここでそれに負けてしまえば

おれの完敗だ。



「ねぇ、ローってば。」


ナミは細い指でおれに耳の下から

首、胸、腹をなぞり、モノを手に

包む。


「出したばかりなのに、まだ

こんなんだよ?」


勝ち誇ったようにふふふと笑う。



…魔女め!


それでも声を出さないおれに、

ナミは少し膨れる。


「もう、意地っ張り。」


そう言うと、ショートパンツを

下着ごと脱ぎ、おれのモノを自分の

ソコにあてがった。


その感触から、もう濡れている事が

分かり、背筋がゾクリとする。


ナミはそのまま体重に任せて腰を

沈めていく。


「…んんんっ…!」


「…っ…!


…!!」



濡れていはいるがまだ十分に広げら

れていないソコの締め付けは

凄まじく、思わず声が漏れそうにり、

必死で歯を食いしばる。


「あぁっ、きつい…っ!」


ナミはそれでも、おれを深く受け入れ

様と眉間に深く皺を刻みながら腰を

さらに落とす。

時折、腰を動かし出し入れしながら

おれの飲み込んでいくさまは正に

淫乱。



「ふ…っ、全部…はいったわよ。」


少し呼吸を乱しながら、おれの

頬を掌で撫で、ゆっくりとおれを

ソファーに押し倒す。



「ねぇ、まだ無視するの?」


ゆっくりと動き出したナミの腰。

クチュクチュと卑猥な音が耳に届き、

その快感と音が脳を占領する。


徐々に激しさを増した動きに

おれの呼吸も乱れ、身体が熱くなる

のを感じる。



「っ、あ、あ、あ…っ!


…くっ…う…!」


女の動きにおれの腰も無意識に

動こうとする。

必死の我慢。

もう、どうにかなりそうだ。



おれの胸の上に両手をつき、豊満な

胸をさらに強調させ、腰をふる。

その度に大きな胸が目の前で上下し、

堪らず、その胸にかぶりつきたいが

何とか堪える。



女はそんなおれに気づいているのか、

悩ましげな表情の中に笑みを含め

おれの上で上下する。


その光景に…


何に対して怒っていたのか…

その感情さえどこかいってしまそうに

なる。




「っ、ふっ、ぁぁぁぁあっ…!」


腰の動きが早まるとナミの中がさらに

締まる。


…限界…っ!



おれは腹筋に力を入れ、欲望を吐き

出そうと息を止めた…



!!!!


それにも関わらず




ナミの動きがピタリと止まり、

ズルリと抜かれたおれのモノ。





「…!?」



おれは胸で呼吸をし思わず、目を

見開いた。



視界に入ったのは…




いやらしくおれの腹部に愛液を

ぽたぽたと落としながら見下ろす

女の姿。




「許してくれるまで…


イ・カ・セ・ナ・イ。」




女は勝ち誇ったようにニコリと

微笑んだ。






「てめぇぇぇぇぇぇっ!!!」





もう、無視とか許すとか許さない

とかの問題じゃねぇ!!




この女は犯す!!!




おれは乱暴にナミを押し倒し、女に

モノをぶち込むと、がむしゃらに

打ち付けた。






そして、一気に限界に達する。





乱れた呼吸で女を見下ろすと、

イッたばかりの身体をソファーに

預け乱れた髪を直すこともしないで、

おれを見上げ言った。



「ふふふ、無視するんじゃな

かったの?」





「…



…確かに今回はおれの負けだ。




だが…


だが、てめぇがその気なら、

無視するとか、許す、許さねぇの前に


まず、てめぇを犯す!!」



「…!!


…えっ!!」



怯んだ女の口を塞ぎ、

それまでの鬱憤を晴らすように、

容赦なく女に腰を打ち付けた。
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