ルナミ置き場
□船長命令
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漆黒の闇に浮かぶ船。
波は、穏やかで海にいることさえ
忘れてしまいそう。
今日はペンもすすむ。
一人、机に向かい今日の航海日誌を書く。
長い髪を一つに束ね、うなじが色っぽい。
「ふー…」
今日はかなり進んだが、いささか疲れた。
息を深く吐き、ペンを置いた。
「おい!ナミ!!」
「わっ…!びっくりした…!」
不意に声をかけられ、驚き振り返ると
この船の船長が腕組みをし、仁王立ちで
立っていた。
「ルフィ、何?こんな夜中に。」
「眠れねえんだ、
おれにつき合ってくれよ。」
「…?いいけど、何につき合うの?」
「sex!」
満面の笑みのルフイ。
…
固まるナミ。
…
……………
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「はあっ!?!!!!
何、言ってるのよ!!!!
ばっかじゃないの?!」
ナミは真っ赤になって叫んだ。
「寝れないんだったら、見張りでも
交代したら?!
それか、寝れるようにチョッパーにでも、
頼みなさいよ!!」
彼女は航海士、船長の性の処理など
仕事外なのだ。
「イヤだ。
おれはお前とsexする事を決めた!
それに、今“いいけど”って言った!」
「…!!
言ったけどっ!違うの!
あたしはあんたとそんな事しないの!
勝手に決めるなー!」
ナミはルフィ目掛けて殴りかかった。
ゴムなのになぜかナミのパンチは効く。
ある意味、覇気使い…
「おれは真剣だ!」
ルフィは殴ろうと振り上げたナミの腕を
いとも簡単に掴み、
そのまま自身に引き寄せた。