ルナミ置き場

□ルフィ誕
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5月5日はルフィの誕生日。


サウザンド・サニー号ではいつもの

慌ただしさを忘れて、船長ルフィの

誕生日を皆で計画したの。




「ルフィ、誕生日おめでとう!!」



「?



あ!!


あぁ、そう言えば、

今日誕生日だな。」


キョトンとしその後驚くルフィ。


毎日何かと忙しくて自分の誕生日なんて

忘れたのね。



「何が欲しい?」



一応聞いてみる。






「肉」







「ふふふ、そうでしょうね。


そう、思って…


ほら!」





「おおおおおお!!!」




「クソゴム、誕生日だ。」



今日は皆で肉を持ち寄ったの。

それをサンジ君が調理してくれ

たわ。




「サンジ君からは牛肉。


ゾロからは鶏肉。


ウソップからは豚肉。


チョッパーからはクジラの肉。


ロビンからは七面鳥の肉。


フランキーからはヤギの肉。


ブルックからは何かの肉。」





「何の肉だよ?!



でも、すげぇ!

どれも美味そうだなっ!!」


ルフィは目をキラキラ輝かせる。



何の肉でもルフィだったら大丈夫

でしょ!


さぁ、宴の始まりよ!





「うめぇ!


皆、ありがとうっ!!」



お腹が真ん丸になって美味しそうに

食べるルフィを見て微笑む。



ルフィの幸せそうな顔を見ていると

私まで幸せになってくる。



「そう言えば、ナミは何の肉

くれたんだ?」


あら、ルフィにしてはよく

気が付いたわね。



私は皆に聞こえない様に、

ルフィの耳元で囁く。



「私からは…。」


「!!??」


「後でね。」



ニコリとほほ笑む。


ルフィは無言でコクコクと

鼻を膨らまし縦に首を

振る。




あの様子だと、宴が終わるまで

我慢できるかしら?




なぜなら、



私かのプレゼントは


勿論






私。










“私からは…私よ。


ルフィの好きなように食べて…”













fin

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