始まり!始まり!

□おわっ!??
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コンコン

扉を叩く音がした

「はーい?どうぞー?」


ルパン達の基地にやって来たのは
五衛門だった


「仕事か…?」

「あぁ、今回は思いっきり稼げるぜ?」


次元が嬉しそうにニヤニヤ言う



「一体何を盗むんだ?ルパン」

「これ、よ」


次元に見せたときと同じ手順で五衛門に見せた



「……本当か…?ルパン…拙者は下り…」

「わー!ちょっとちょっと待てって!」



その場から立ち去ろうとする五衛門を無理矢理連れ戻し、話を続けた



「この単品じゃ物足りないけど…

こいつが大物を釣ってくれる大事な
お宝ちゃんなのよー」


言いながら新な写真をパソコンに映し五衛門に見せた



「な!??こ、これは…」

「な?協力してくれっか?」


うむ、と五衛門は頷き地べたに座り込んで刀の手入れをし始めた



そんな様子を見ていた次元は

まったく、同じ行動… してやがる




「さてと、皆やる気出てきたしーちょっくら下調べしてこよーぜ?



次元!五衛門!」



「あぁ、」 「うむ、」


次元は銃を持ち、五衛門は刀を持って
基地から出てゆき目的地に向かった




車内


「ルパン…今回は一体何を下見に行くかんだ?」

「そんなの、敷地の…」

「そんな事は毎度のことであろう!」



すると、ルパンは下に置いてあった紙袋から
ガサガサと1枚紙を取り出し

次元と五衛門に見えるように紙を見せた



「んぁ?こりゃ敷地じゃねぇか…?



…!!こりゃあ、かなり複雑な構造してやがるぜ」

「だろー?迷子になったら困るかなーて」

「それだけでは、なかろう」


見透かした目で前の座席に座っているルパンをみる


「さすが五衛門だぜー!勿論迷子予防だけじゃないぜ」


迷子予防って、ガキか…!?と次元は思った


「ギルサの塔の内部者もじっーくり調べあげないとだからねー

ぬふふ〜」


「まさか、やましいことを考えているのでは?」

「女性社員は任せて〜」


さっきの目とは違い鋭い目でルパンを見ながら

「……きちんと仕事しろよ?」

「わ、わかってるって!」


ルパンは苦笑いを浮かべた
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