Gag
□ふぁーすとこんたくと
1ページ/1ページ
「この子が最後のガンダムマイスターよ」
ミス・スメラギに連れられてきたのは、まだ小さな子供だった。
ヴェーダはこんな子供を選んだのか?とゆう、あからさまな空気がプトレマイオスを流れる。
子供は、誰とも目を合わせようとしない。
光のない、絶望した瞳。
(両親を亡くした、幼い自分に似てる)
(こいつは、俺達が家族になってやらないと)
手を差し出し、笑顔で子供の視界に自分から映りに行く。
「よろしくな」
子供は、恐る恐るその手に触れる。
「よろしく…おじさん」
その後、ガンダムの操縦より先に「社会の荒波を上手に渡る最低限のマナー講座」がロックオンにより開催された事は有名な話。
**終*******