Gag
□マイスター会議
1ページ/1ページ
「えー、皆様一期終了ご苦労様でした!とりあえず、一息ついた頃だと思うんで反省会を行います!!議長はマイスターのリーダー、ロックオン・ストラトスです!」
「誰がリーダーって決めたんだ?」
「刹那、そこは公式設定だから不満に感じないでね!」
とりあえず刹那の頭をがしがしと撫で回し無理くり納得させ、ホワイトボードにきゅきゅっと議題をいくつか書き出す。
@ロックオン・ストラトス退場について。
A公式カップリングはロク刹かロクティエか。
「なんだ、この偏った議題は?」
「ティエリア、議長が偏った人間だからだと思うよ。」
アレ・ティエコンビが少しうるさいがそこは気にせず進行します!
「ま、本人としては@についてはなかなか感動的な退場だったと思うんですが!」
「退場の仕方はありがちだよね?」
「アレルヤ、お前後半の出番少なかったから捻くれてないか?」
「散り方よりもその後の私の迫真の演技のおかげで引き立ったと思うが?」
「って、演技かよ!」
あなたの元へって言ってたじゃんティエリア!
でも刹那はさすがに涙浮かべてくれてたしあれは真実の愛だよなっ!
「じゃAはやっぱ公式ロク刹だな?せっちゃん泣いてくれたしぃ」
うふふとにやけつつ振り向くと刹那の表情がやけに暗い。
あれ?なんでー??
「刹那ぁどした?お前もあれ演技だって言うんじゃないよなっ!?」
ちら、と上目使いの愛しいハニー。
(やばーっ!胸きゅん過ぎてトキメキ死しそーっ!!)
「俺は、ずっとロックオンはショタコンで変態だと思ってたんだが…上には上がいるものなんだな…」
「へ?どーゆう事??」
「フラッグのパイロットは、お前を上回るヤバさだった……」
「まさしく愛だ!宣言のくだんだな。」
「確かにあれはヤバイよね。」
「へ?え??なにそれ?フラッグってあれ?俺の事眠り姫扱いしたあいつ?」
最終回は回想でしか出演していないため混乱する俺。
手持ちのデータが少なすぎるぜ!
「そうだ。あの金髪はガンダムに対して愛を告白する程かなりキレた軍人だ。」
「ガンダムと赤い糸で結ばれてるって表現はちょっとね…」
「俺もエクシアと赤い糸で繋がっている。」
「刹那、表現としてお前の価値観とは少し噛み合わないとおにーさんは思うぞ」
「ガンダムそのものになりたいピュアチャイルドハートとは掛け離れた悪意を感じるものね…!」
そうか、最終回はそんな変態が現れたのかぁ。
刹那の貞操の危機だが、でも俺に対する疑いは晴れたわけだな!!
「刹那、安心しろ。そんなストーカーからは俺が守ってやるからな!!」
ビッと親指を立てウィンクをする俺。
「そういえば、俺の携帯でロックオン・ストまで入力すると変換候補に(ストーカー)と(ストライク)とでるんだが…」
「あぁ、刹那の携帯の変換予測機能は彼の性質まで感じとってくれるんだね…」
「俺はストーカーじゃない!それにストライクだとさすがに恥ずかしい!!」
「ロックオンなだけで十分恥ずかしいでしょう?この際ストライクだと命中率すごそうでいいじゃないですか?」
「狙い撃つなどと言わなくても当たりそうだしな。」
「刹那までひでぇよ!ガンダムのキャラってのは名台詞を残すって決まってんだよぉー!!」
語り継がれる名言残してんのはア○ロとかシャ○とか、偉大な人ばっかなんだぞ!!
「そう言えば、フラッグのパイロットは台詞も全て異常だったよね?」
「ふっ…変態具合だけでなく台詞の妙さまで上回られているとは…」
ティエリアが哀れむように俺を見つめてる。
「な…なんだよ?」
「あなたは…変態さだけでなく台詞まで中途半端におかしいキャラだと立証されてしまった。」
「んなっ?どーゆう意味だぁ?」
「ただでさえ死亡率の高いアニメなんですよ?あなたみたいに全て半端なキャラの立ち方だと2期に出演出来ないと言ってるんです!!」
………………。
「まぁまぁティエリア。虐めるから泣いちゃったじゃないか。ほら、ロックオン大丈夫ですよ。ライル?で出演だとか、回想シーンでは多様されやすい主人公の兄貴的存在だし…」
「アレルヤ、それフォローになってないみたいだぞ…?」
「ってゆーか、俺本編じゃ別に変態じゃねぇし!!キカン坊の心配してただけ!絶対、絶対、生きて主要キャラとして出演してやるからなー!!!」
*終わり******
すいません下らなくて…
ほんと頼むよ、兄貴!