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□SELF CONSCIOUSNESS ※
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「っおい!刹那!」
格納庫兼アジトへ帰還し、ガンダムから降りるとロックオンが追いかけてくる。
「お前、戦闘中になにぼぅっとしてたんだよ。いつもあぁなのか??」
「うるさい。関係ない。」
掴まれた腕を振り払い睨みつける。
ただでさえ、こいつのせいでもやもやと気分が悪いのに、ミッション後の熱がそれを煽る。
「いらいらしちゃって。んじゃ質問変えるよ、刹那。」
「その後は、処理、ちゃんと自分で出来てる?」
すぃ、と耳元で囁かれ血の気がざぁっと引くのが分かった。
同時に、自分が切れてしまった事も。
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