Series
□絶対的勝者
2ページ/8ページ
確かに、気を抜いていたかもしれない。
女性だから、いきなり乱暴に跳ね退けるのは憚られたのも確か。
だからとは言え。
(キスは、予測不可能だ。)
「…怒っているのか?」
オレンジを撫で回していた手の動きを止め、瞳が自分に向けられる。
「いいね、刹那。」
「そーゆう、ストレートなお前はほんと気持ちがいい。」
**********
→
次へ
←
前へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ