book1

□Crazy love
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『しうちゃーん』




だれもいない宿舎で
愛しい人の名前を呼んでみる
もちろんなにも返事はないわけで



今頃なにやってるのかな、
ジョンインかな、あージョンデかな

そんなこと考えれば考えるほど
ただ虚しくなるだけ




『しうち『なに』



僕の言葉が遮らえ愛しい人が
ソファーに座ってる



『ええ?あれ?なんでここに…』
『宿舎にいちゃわるいかよ』


どこかにいると思ってた人が
誰かに抱かれてると思った人が

目の前にいる。僕の前に。
瞳に僕が写ってないとわかってても
嬉しくてしょーがない



『なに泣きそーになってんの』

突き刺さるような瞳で見られても妖艶
としか思えない。



『こっちおいで』


体が自動的にしうちゃんの方にいく



こうして僕はまた彼を抱く。
想いが伝わればいいと赤い花を積もらせながら
強く強く抱く。
いつか彼がきずいてくれるだろうか
そんなを思いを抱きながら



……




『しうちゃんすきっ』




『なんで俺のことが好きなんだ
いかれてるんじゃない?』




『いかれてるのかも。
でも僕はしうちゃんを愛してる。』


〜終〜

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