book1

□Crazy love2
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だるそうにヒョンが帰ってきた



ヒョンの体から漂う
ヒョンのじゃない匂い


・・・るはにひょん?




ただ気持ち悪い、居心地わるい

なんでヒョンからこんな匂いが、

そんなことわかってる。
わかってるからこそ気持ち悪い。
もやもやする




『ヒョンシャワー浴びましょ』




考えもなくでてくる言葉





『ゆわれなくても浴びるよ』



無愛想な返事がかえってきたが
そんなの関係ない
手をひいて風呂場にいく





『なんでおまえもいるの?』



『ヒョンの体僕が洗う』



あーといって服をぬいでく


あらわになってくヒョンの体
そして所々にある赤いあと


苦しくてどうかなりそう




『早く洗いましょ、ヒョン』





なんの抵抗もなく僕に洗われるヒョン
水に濡れるヒョンがとても妖艷で
ドキドキがとまらない




『ヒョン、いつまでこんなこと
続けるんです?』



赤いあとをなでながらきく




『ちゃのら、俺のこと好きなの』


くくっと笑って上目遣いでこちらをむく




・・・…ヒョンのこと好き??






唇にあたたかい感触。
ヒョンにキスされてる?!




一回つきはなしたけど
目の前のヒョンが綺麗すぎて
理性が保てない、というか
僕はヒョンが好きみたいだ。




『好きです、ミンソギヒョン』




赤いあとを覆いかぶせるように
僕のあとをつけてく



ヒョンが僕だけで埋まりますよーに



そう願いながら




でもね、ヒョン。

僕をほかの人と同じにしないで


けど行かなきゃ

ヒョンがほかの人に触られてるのかと思うと
おかしくなりそうなんだ。

……ほかの人に抱かれるなら僕が抱くから


最終的に僕も“ほかの人”の
一部なんだろうけど




きっとここから抜け出せない。
ヒョンにはまってく、深く深く。


〜終〜

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