遊戯王【銀の月姫】
□第十二話「果たし状」
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内心で首をもたげ始めていた感情―――恐怖は警鐘となって、頭の中で訴えていた。
『今の教授は何だかおかしい。マズい事になる前に、早く逃げろ』と
しかしその警告に、早く耳を貸さなかった結果、目の前で惨劇は起きた。
苦しむ友と、その友が苦しむ原因を作り上げた張本人を前にして、ようやく思う。
こんな事になるなら、早く警鐘の言うとおりにしておけばよかった。
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