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翔君はずっといていた。

「エンジー。あいつらは無能だ。羽があるということにあぐらかいてるあいつらをぶっつぶしてやる。」
その話をするときは目なんか完璧イッチャテル。強烈な殺気もいつも感じてた。
でもそんな翔君嫌いじゃない。

今日はノイジーの選抜会

みんないつも以上に見た目をきちんとして学校にくる。
今年はいるエンジーは20人。
この学園にいるノイジーは300人。
頭の悪い僕には倍率なんてわからないけど、僕なんかが選ばれるほどの倍率じゃないということは分かる。


きっと翔君は選ばれるだろう。
黒猫だし。頭いいし。なんたてビジュアルが王子様。

「ふふ、頑張れ翔君。」


だいぶ離れてしまった翔君をおいかける。
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