替え歌ってもいいじゃない!

□退魔ヒーロー
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混沌 シスター 真祖の姫
銘々集った 狂乱の夜

真紅の水溜まりに 焼け付く宵と
見慣れた街に 誰(た)が噂


退屈ならば奴を識(し)れ
噂が孕む殺人鬼
善悪曖昧な正気のヒーロー
ポケットには愛用ナイフ


妄想(ゆめ)だけ吐いて 猫モドキ
イライラと捜す 当主サマ

在るのは"謳歌"のただ一言
雑踏(ヒト)の噂に埋もれていく

「見逃してくれ、お願いだ」 人外が冥府で希(こいねが)う
なんでもないような風に嗤(ワラ)って
もう 惰眠もお仕舞いか


パッパッパラパパパラパ
爆ぜる 血潮 狂気の瞳(め)

ここで参戦 彼(か)のタタリ

パッパッパラパパパラパ
あれはきっと 退魔ヒーロー

さらば 一夜の殺人パーティ


サディスティックと自重だけ 雪原の猫と戯れてる

きっと嫌われてんだこの衝動
きっと望まれてんだ我がShowを


パッパッパラッパパパラパ
散らすは極彩 退魔の血

面影 巣と張る 蜘蛛の糸


弔毘八閃 極死の刃(は)
上手くいかないタタリの顕現


噂集いてタタリ喚ぶ
一人また一人吸われていく

今更どうしようもないこの衝動
さぁ 存分に解体(バラ)そうか


パッパッパラパパパラパ
睨む 白猫 猜疑の眼

パッパッパラパパパラパ
直死 因縁 一夜の夢

パッパッパラパパパラパ
彼は きっと 退魔ヒーロー
さらば 一夜の殺人パーティ

解体(バラ)して嗤(ワラ)え 紅(あか)き鬼


さらば 一夜の殺人パーティ

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