『伸ばされる手』 完結
□1.Feeling
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「俺、あんたのこと、好き………」
国家錬金術師になって早3年。
エドワードは15歳になっていた。
相変わらず心配性の弟、アルフォンスに大丈夫だと言いながらも、内心、少し焦りが出てきた。
ちょっとヤバいかな……?と思うことも数十度。
それでも何とか乗り越えてきた。
迷惑をかけたくない。
足手まといになりたくない。
その一心で、必死に前を向く。
それでも……それでも、時々振り返りたくなるときがある。
そして、二度としないと決めていたのに…………。
エドワードは、後見人で大佐のロイに恋をした。
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