『The rainbow of seven colors』完結携帯ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞﾌｫﾚｽﾄ

『The rainbow of seven colors』完結 □6.会話 1ﾍﾟｰｼﾞ/3ﾍﾟｰｼﾞ案の定、というべきか、その日の朝は怪盗キッドの犯行の報道があちこちで流れていた。新聞では一面にキッドの写真と宝石。テレビでは、彼の華麗な手さばきについて、評論家たちが犯罪者相手に褒め称えている。新一こと、優希はチャンネルを回しながらそれを見ていた。特にこれといった事件はなく、ほぼ全てのチャンネルがキッドについての報道である。『ここまでくると、腹立たしいわね』優希は新聞とテレビを睨みつけながら、学校に行くための用意をする…… といっても、昨日、帰ってきて速攻でやったので、用意するのは主に自分自身だけなのだが……。・ →次へ [戻る] [TOPへ] [しおり]