『The rainbow of seven colors』 完結

□7.目撃
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「ったく、青子の奴………」

快斗はブツブツと恨み言を言いながら、歩いていた。

そのまま真っ直ぐ帰る気にもならず、気付けば帝丹高校の近くまで来ていた。


「やべ、無意識のうちに、こんなところまで来ちまった………」


快斗は頭を掻いた。


「にしても、なんで、この時間なんだ?部活は追う少し後に終わるだろ?普通」


なのに、なぜか1学年ぐらいの人数の生徒が出てくる。


学校の終わる時間は江古田高校とほとんど同じなはずだ。




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