夢見心地

□冷たい手
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―プロローグ―

とある女に、こんな事を言われた
「貴女の手は冷たいわね」

とある男には、こんな事を言われた
「お前の瞳は気味が悪いな」




彼らは僕の両親だった
愛しい筈の存在だった





「ぜーんぶ消しちまったけど」

ああ、風が冷たいな

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