夢ノ中
□少女の運命 *4話*
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さて、朝になりました。
私は寝ていません。
なんでかって?
沖田君が怖いからだよ!
今は、昨日と同じく広間にいる。
もちろん、幹部の皆さんと一緒に。
今日は近藤さんや千鶴ちゃんもいる。
「さて、詳しい話を聞かせてもらおうか」
「まず、名前は?」
『神無月巫桜です…』
「どこから来た」
『…未来?』
「あ?」
『ひっ!』
怖い怖い怖い!
あの睨みは人一人殺せる!
「昨日も言ってたよね、それ」
『だって本当のことだし…』
「じゃぁ、その証拠は?」
『え?えっと…この服装…とか?』
制服だし、見たことないよね?
「確かに、見たことないよなー」
「女の子がこんなに足出して…襲われたいの?」
『未来ではこれが普通…って捲らないでください!』
平ちゃんは私の服装をまじまじと見る。
そんなみられると恥ずかしい///←
沖田くんはあろうことか、スカートを捲ろうとした。
未来だったら即逮捕ですよ、あんた。
「それだけで証拠になると思ってんのか…?」