S T K
□ストーカーに悩まされています *2話*
3ページ/4ページ
『一ちゃん…』
「だから違うと…『可愛い!』!?///」
さっきより強く抱きつくと、ゆでダコみたいに顔を真っ赤にした。
『本当は照れ隠しなんだね!本気で嫌がられてたらどうしようかと思ってたよ!!』
「…変わってるよね、巫桜ちゃんって」
『うるさい、総司』
「だから、風間みたいな変人に好かれるんだね」
『黙れ、総司』
そんな言い合いをしてると、チャイムがなった。
『!やっば!!じゃぁね!また一時間目に!』
「捕まればいいと思う」
「怪我のないようにな」
『一ちゃんありがとう、愛してる!総司は死ね!!』
休み時間毎に奴は現れる。
だから逃げなきゃいけない。
「巫桜!迎えに…」
前の扉が勢いよく開く…と同時に後ろの扉から逃げる。
「!巫桜!!」
『あんたなんかに捕まるか、ばぁか!!』
捨て台詞を吐いて、逃・亡☆
「俺から逃げられると思うな!」
『黙れ、ストーカー!』
あ、先生に呼ばれてた。
…まぁ、いっか。
ちゃんちゃん♪