ワンピース現代劇

□ハッピーセット
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「…ここがマッ○か……」
「貴様と来ると新鮮だな。」
「鰐野郎ファーストフード食べないもんな。」
俺、フラミンゴ、鷹の目は有名な某ファーストフード店に来た。
ふだん外食といえば、やすくてもコ○スくらいにしかいかない俺にとってこのお手頃価格で素早く食べれるものは珍しかった。
「てかさ、普段高級なもんしか食わねぇ鰐野郎がなんでおれたちについてきたんだよ。」
「ふん、たまには庶民の味でも味わってみるのも悪くねぇだろ。」
本当のことだ、なに睨んでやがる、はっ倒すぞ。
…しかし、俺にはほかの目的もある。
手に入れたいものがあるのだ。
「いらっしゃいませ。」
「どうしよう…いつものにすっかなぁ…」
「マッ○シェイクバケツはないのか。」
「あるわけねぇだろ。」
俺が手に入れたいもの、思い返せばいつになるか。
回想
「ボス、手料理の味、いかがですか?」
「ふん、悪くねぇ。腕をあげたな。おいダズ、テレビつけろ。今日はほん怖(本当は怖い人間の話)の日だ。」
「ボス、そういうの好きですね。」
「人間の闇ほどゾクゾクするものはねぇからな。」
「じゃ、つけますよ。」
《やればわかる!真剣勝負ゼミ!夏期講座実施中。》
「お、ライバル社だ。潰れちまえ。」
「ひどいいいようですね…。」
《ハッピーセット!》
「チッ…このガキどもの声はいつも不快感を覚える。」
《今度のハッピーセットは、動物たくさんフェスティバル第二弾!みんなも知ってるワニがハッピーセットに仲間入り!土日はシールももらえるよ!I'm lovin'it!!》
「はぁ、またアニマルか……あれ、ボス?」
その時俺は思った。
【ハッピーセット買い占めるぞ!!】
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