中編・短編

□俺と赤髪
1ページ/5ページ

朝6時半…


「おい、起きろよ」


めんどくさそうな声がして軽く肩を揺すられる。


それは俺の幼なじみである翔太の声だ。


「んー…」


俺はまだ起きる気が起きずにベットの中で寝返りを打つ。


「たくっ…起きないと遅刻するぞ」


翔太は面倒見がとても良い。

いつもこうしてなかなか起きない俺を起こしてくれる。


まぁだからといってこの暖かい世界から抜けることは難しい。


「しょうがねぇなぁ…今起きないとご飯抜きだな」


「んっ!翔太おはよう」


聞き捨てならない言葉に俺はいっきに目が覚める。


そして、俺の目の先には翔太……





赤髪の美形がクマのプリントされたエプロンを付け立っていた。




.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ