血の嫌いな吸血鬼
□プロローグ
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昔…まだ小学校にも上がらないくらいの歳のときに飲んだことはある。
ただそれが俺にはただの鉄臭くてドロドロしたものでしかなかった。
俺にとってはとても好きになれる代物ではなかった。
吸血鬼は血を飲まないからといっても死ぬわけではない。
ただ確実に寿命が短くなり永遠のような寿命が人間の長生きだね、と言われるほどに短くなってしまう。
だが吸血鬼という生き物は寿命が来たらそれまでだが、殺そうとするならばなかなか死なないだろう。
中途半端だとすぐに復活しまう。
それにイマドキの吸血鬼十字架やニンニクや太陽の日差しは効かない。
さすがに銀の杭を打ち込むめば死ぬのだがそこまで持っていくのもなかなか難しいだろう。
なので吸血鬼を殺そうとするのはあまりオススメできない。
ただ吸血鬼と言っても人間と作りはほとんど変わらない。
心臓などの臓器もあるし血も通っている。
なので普段は人間に紛れて生活したりしている。
でも、生活する上で必要な人間でないともらえない書類などもある。
それは専用の対策する部署が裏で手を回しているらしく困ることはない。
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