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□とある昼下がりの保健室 ver.真山
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「ん…。ここは、どこ?」
(やれやれ、お姫さまのお目覚めか。)
真山が出て行ってから程なくして
名前が目を覚ました。
「名前ちゃん、気がついた?」
「あれ?若桜先生…。ここ、保健室?
頭がぼーっとする…。」
まだはっきりとは目覚めきれてないのだろう。
若桜は、名前に穏やかに笑いかけると
「脱水起こして倒れちゃったんだ。
ポカリ、飲む?」
と、優しく語りかけた。
彼女は頷いて、自分の口からペットボトルのスポーツドリンクで乾いた喉を潤す。
「残念。口移しで飲ませてあげようと思ったのに。」
顔を近づけて名前の瞳を
覗き混むように語りかけると。
名前は驚きのあまり飲んでいるポカリを吹き出しそうになった。
そんな名前を見て、若桜はくすくす笑うと
真山の想いの行方に思いを馳せた。
(さぁ、今夜はどうやって聞き出してやろうかな。)
(end )
えー。また真山ー。
(本当にすみません…。)
真山が名前ちゃんへの想いを自覚してからの話。
態度に出てるのを知らぬは本人ばかりなり…とヽ( ̄▽ ̄)ノ
何だろう…。若桜話しばかり書いてる気がしてます。いいですよね、若桜先生。