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□私の知らないあなたの世界
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片付けを終えて守部家のリビングに招かれると大人はすでに宴会モードに入っている。

子供たちは…どうやら二人ともはしゃぎ疲れたようで妹と弟はDVDを見ていたソファでことんと眠ってしまっていた。

さっきまで、小さい体で元気一杯にはしゃいでいた子供たちの寝顔はとても可愛らしく名前は笑顔がこぼれる。

「お疲れさま」
「片付け手伝ってくれてありがとう!」

双方の親から声をかけられるが、4人とも大人の世界に入ってしまった。

守部は、達成感と脱力感で
ふぅとため息をつく。
さすがに高校生の自分達にはアルコールの席の居心地が悪いため
2階にある彼の部屋でお菓子でもつまもうか…という話になった。

名前は彼の提案を二つ返事で受け入れると。
彼の幼い弟妹たちを布団に移してから懐かしい2階にある彼の部屋へと移動した。
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