その他

□ショートステップ
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好きになったのは学校近くのカフェで働くお兄さんネ。

きらきら光る銀髪に、きっちり制服を着こなすところが大人って感じ

と、噂の店員さんアル。

確かに見た目はいいアル。でも、ケーキのほうが魅力的ネ!!

なんて最初は思ってたアル。

アネゴと九ちゃんと3人で初めて行った時、ケーキを貪るように食べて、

「食べ放題はやらないアルか!?」

「あー、いくらなら通う?」

このやり取りがきっかけで、私のバイト先が決まったアル。


「え?銀ちゃんが作ってるアルか!?」

「俺、糖分切れるとイライラすんだよね。作ったらハマった。変?」

「こんなうまいもん作れるなんてカッケーアル!!」

「…それはどーも。」

これが初めて頭撫でられた時の会話ネ。


銀ちゃんを知れば知るほど私が知らなかった私が出てくるアル。


そして今、私は銀ちゃんに告白してしまったネ…。


「本当にうまそうに食うよな。」

「だってうまいアル!!」

「じゃあ、ケーキと俺、どっちが好き?」

「銀ちゃんが一番好…き?」


目の前にいるこの男は誘導尋問に成功したのが嬉しいのか、

憎たらしい笑みを浮かべてるネ。


私と銀ちゃんの間の距離はこの1年でもうすっかり近くなっていたネ。

基本が隣!!手も繋いで、パピーとも銀ちゃんは挨拶したらしいネ。

この距離で、私は自分の気持ちがバレていないと思ってたアル。

どうやら今回は私の負けネ。

でも…。


簡単に負けてやるのは悔しいアル!!





少しの距離におもいっきり助走をつけて

だらしなくニヤつく銀時にファーストキスを

ぶちかます神楽

どんな形であれ神楽にキスをされ喜びに満ちた銀時は

「手放す気ないから、結婚しようぜ。」

と、神楽プロポーズをぶちかました。




えんど

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