夢なら覚めようか

□迷いこそが人生
4ページ/7ページ


「やっと迷走から抜けたってのに
また迷い子になれと?
また迷走したら私を連れ出してよね

世界なんて大きなスケールで
物事考えた事無いからな〜

そういや、クザンさんがよく言ってたな
正義ってのは立場や状況によって
変わるってね」
『青雉が?まさかそんな思想の
持ち主だったとはな…』
「私はクザンさんの意見に近いかな

奴隷の人や強制労働者からすれば
革命軍は神様かもだけど
海賊に襲われたりする民間人
海兵の家族からすれば
海軍も神様、
どっちも間違ってはないよね〜」
『止めろ。俺まで迷走とやらに
入りそうだ。』
「迷いこそが人生だよ。クマくん

まぁ、どっちにしても天竜人システム
いらないのは確かだけどね」
『そうだ。俺たちの敵は天竜人だ』
「へ?そうだっけ?政府とか
言って無かったっね!?」
『言っていない。忘れろ』
「出ました。暴君

奴隷、人種差別、格差、天竜人
無くせば良いんだよ
確かクマさん胴長族だったでしょ?」




ピキッ
『お前と同じ人種だ…』



!?


「本当ごめんなさい!!
お許しを!!」
『分かればいい。
まず、胴長族など居ない』


!?




居ないのかよッ!!










「そろそろマリンフォードに
ついちゃいますよ
また話そうね☆」
『俺には時間がない。
もう話す事はないだろう
意外と楽めた。ありがとう』
「!?
そっか。よかった。
私、クマさん忘れないから」


少し悲しそうに微笑んだような
微笑んでないような










『バーソロミュークマ様到着です』
『ジュラキュールミホーク様到着です』







七武海が続々とここに着いたようだ
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ