夢なら覚めようか

□出会いはいつも突然で
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何と鼻血を垂らした私の
目の前には手配書をどアップに
したかのように彼が立っている
ではないか。

私の脳味噌(空っぽ)がフリーズした


『おい。どけ、鼻血たれてるぞ』

「…。」間抜けな顔の私〔鼻血ブー〕

『言葉がわかんねぇのか?
てめえの上司は誰だ?
教育ってのがなってねぇなぁ』

…。
今目の前にいるのはあの…
会いたくて仕方の無かったあのお方
よし!よく考えるんだ名無しさん
彼とぶつかった。鼻血ブーだった
どけといわれた。?

「大将赤犬の部下です。
すいません。
どきます失礼しましたーーっ」


光のスピードで走って逃げた。
今ならボルサリーノ氏にも勝てる!





あー、やっぱりかっこいいなぁ〜
触れちゃったよ。
今日お風呂入れないよ。




『おい。』

えー?!今八咫の鏡を発動した
はずなんだけども目の前にいるがね。


「はっはい。」

『会議室はどこだ?案内しろ』
俺様のあなたも好き

「あー…いいですよ。こっちです」

『あぁ』


…。お互い無言。気まずい
気まず過ぎる…


『てめぇはここの雑用か?』
「恐縮ながら私、一応大佐を
やらせていただいております」
『てめぇがか!?』
「はい。すいません。
負け犬は正義を語れない海です。
存じております。
なのでいつか強くなって
赤犬のヤローになり変わって
対象になってやるぞこのヤロー」

…。あ!いつもの癖でいっちゃった。
やらかしちゃったよ私〜
嫌われちゃうじゃんよ〜

『クハハハッ。大将だろ?
面白え大佐じゃねえか』
笑われちゃってるよ〜
あー涙でそう。





「ここが会議室です」

『あぁ、すまねえな』

「じゃぁ私はこれで…」


『こんな所で何をしちょるんじゃァ』
で…出やがったぞ。
チッ 幸せの余韻に浸ってたってのに

「クロコダイル氏を案内してたの!
七武海の収集があるなんて聞いてないし
お陰で間抜けな顔で鼻血垂らしながら
歩いてるところに出くわしたじゃん!」
『いや、言うたわい!
そもそもお前が間抜けなのは
いつものことじゃぁ!!』
「なんだとこのヤロー
いつか絶対ギャフンと言わせてやる」
『おぉ。いつでもかかってこい』






七武海の皆様からの視線が痛い。



「しっ…失礼しましたー」

次こそは八咫の鏡で逃げた。
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