夢なら覚めようか

□お友達から始めましょうか
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「クロコダイルーー!!こっちこっち」
『わかってる!全くお前は…
大声出すんじゃねぇ』
「この人が電話で言ってたマリアさん
綺麗でしょう?あ!クロコダイルには
渡さないからな!」
『あぁ。いらねぇよ』
『ウフフ。』
「あんた!失礼だワイナ!
ねぇ!どこ行く?お腹すいたガネ」
『何でてめぇはそんな喋り方なんだよ?
はぁ…さっさとついてこねぇか』


私とクロコダイルは用意した船に乗った
マリアさんは用事があるらしく
ウォーターセブンに残った。


「久し振りだね〜背伸びた?」
『おいおい。俺を幾つだと思ってやがる
もう伸びねぇよ』
「四十過ぎのオジサ『うるせェぞ』
蹴らなくても…

「わー!何この部屋?スイートルーム?」
『俺の部屋だ』
「こんな部屋に住んでんの?
あたしの部屋が何個入るんだ??
羨ましいぜこのヤロー」
『ふん。格が違うんだ』
「超ムカつくんだけどーー」

『お食事の用意が出来たのでお持ちいたしました』

「?!なんじゃあこの高級レストランの様な料理は!」
『専属のシェフだ』
「クソ羨ましいなーおい
私なんて准将になったってのに
自炊だぜ?おい」
『お前ここに住めばいいだろう?』
「うん。そうする!
なんて言う女嫌いでしょうよ!」
『クハハハ。ちげえねぇな』

「頂きまーす☆」
超美味しいんだけど〜
ほっぺた落ちちゃうよ!
こんなもん毎日食いやがって
ムカつくことこの上無いな〜

「こんな美味しい料理初めて食べたよ
ありがとです」
『あぁ』

私達は昼食を終えソファでダラダラ
しながら話していた

『何処か行きてえ所はあるか?』
「ドレスローザにクルージングなんてどうよ?」
『新世界か…糞鳥野郎に会うのは
胸糞わりいが構わねえよ』
「さすが!よし!7日間のクルージング
仲良くしましょうや♪」
『ふんっ』


「で?私の部屋はどこよ?」
『ここだ』
「あんたの部屋は?」
『ここだ』
…?
「いや、流石にそれは…まずくない?」
『なにもしねぇよ。うるせーな』
「…。まぁ、いっか」

7日もクロコダイルさんと一緒だなんて
心臓が持たないよう!
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