夢なら覚めようか

□あなたの居ない日々
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あれから私は本部へと帰った。
ただクロコダイルの居ない生活に
もどるだけじゃん!
私には私に出来ることしなきゃ!
と自分に言い聞かせた。










時計はもう夕食の時間。
ご飯食べる元気ないや…
食事も喉を通らない。
思い出しただけで涙が止まらない


















とか









言ってみたいもんだ。
私は今食堂でカツ丼食べてます
落ち込んでも仕方ない!
腹は減るんだ
こういう時馬鹿っていいよね。うん


『隣いいか?』
パスタを抱えたクザンさんが
隣に座った。
「お!クザンさん2週間ぶり〜
背伸びた?」
『俺自分で言うのもアレなんだけど
良い歳したオッさんだからね
なんか虚しくなってきたじゃないの』
「クザンさんの自虐ネタ好き〜」
『そんな事よりあんた
大変だったろ?この2週間。
スモーカーといいクロコダイルといい
お疲れさん』
「本当それ!!!
あの煙野郎には手ェ焼いてんの!
クザンさん。引き取って〜」
『いやいゃ〜
たしぎちゃんなら歓迎だが
スモーカーはいらねぇわ』
「サラッと酷いこと言うよねあんた
煙だけに煙たいってか?
プププッ」
『悪りいけど全然面白くないな』
「は?
私の渾身のギャグを(# ゚Д゚)」
ゲラゲラ笑うクザンさん初めて見たわ
ッてわらってんじゃないのよ!


カツ丼を平らげた私は帰宅した。













お馴染みの眠れない病が発病した





「そういうこと」
『…。
で、
何故わしの部屋に…
何時と思うちょる?』
「いや、他に行くとこないし?
もうちょいで日付変わるね」
『お前にはまず常識から
教えるべきじゃのぅ』
「細かいこと気にしない。
あ!アラバスタの酒持参したから
飲みましょ〜よ」
『はぁ…
わしはお前が来てドッと老けたわい』
「まぁまぁ。酒に勝る薬は
ないよ?」

2人で飲んで騒いで〔私だけ騒いだ〕
眠りについた。
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