夢なら覚めようか
□迷いこそが人生
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今から行きます
！？
「ヤッホー！」
『！？！？
名無しさん！？』
「看守、チョット下がって貰っても
良いです？
あ！私、本部の中将名無しさん
と申します」
『ち…中将殿！！
分かりました！マゼラン署長にも
伝えておきます！！
ごゆっくりどうぞ』
行った行った
「我慢できなくて会いに来ちゃった！
もう！私ったら積極的〜てへ」
『…。
久しぶりの再会でそれか？
クハハハ。てめぇも変らねぇな』
「変わって欲しかった？」
『いや、このままでも悪くねぇ』
「どっちだよ！？
ね！もう私爆発して破裂しそう
どうすればいい？！
やっちまったよ〜ははは」
『おいおい。何があったかも
話さねぇで話進めんじゃねぇ
俺は残念ながら檻の中、
てめぇを助けてやれねぇぞ』
「そうだよね。捕まってるクロコダイルに
言うのもおかしな話よね
ごめん。忘れて
ありがと。クロコダイル
今日ここに来て良かった
元気を充電できたかも♪」
『ヒューヒュー！』
『静かにしろ！聞こえねぇじゃねぇか
今良いところだぞ！！！
禁断の恋物語だぞ！？』
…。囚人共…。何盗み聞きして
楽しんでんの？え？
見世物じゃないぞ！！
「ねぇ！！あんたらチョット
黙ってくれない！？
いま、大事な話してんの！」
『悪かったな！静かにしてる
早く続けてくれ』
…。分かってんの？
『！？その声…名無しさんか？』
「あ！エースぐん！
この前ぶり〜」
『お前…やっぱりクロコダイルと
出来てたのか？！』
「で…できてたなんて…
はっ…恥ずかしいっ！
もぅ！止めてっ！」キャッ
『変な事聞いて悪かったな』
「あ、エース君ガープさんが
よろしく伝えててって」
『じじいがか？』
「うん。ルフィ君が七武海の
デカらっきょ倒しちゃって
本部は大騒ぎよ〜」
『デカらっきょ？
元気そうでなによりだ』
「そんな事よりクロコダイル！！
早く脱獄して来いや馬鹿
あ！！！
しゅ…囚人服！？
抱きついてもいいですか？」
『止めろ。来んじゃねぇ』
「なに！？久しぶりの再会でしょ？
熱い抱擁の一つや二つあっても
いいと思う！どーよ！？」
そうだそうだ！！！
熱い抱擁かましてやれー！！
…。
囚人だまれ
『俺も檻の中、てめぇは海兵
てめぇの為にならねぇし
苦しむのはお前だ
名無しさん。よく聞きやがれ
俺は1回しか言わねぇぞ
待ってろ。てめぇを迎えに行く
そん時は海軍なんざ辞めろ
俺と来い』
…。
こ…
これが…
プロポーズ！？