炎と光

□プロローグ
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空は高く、海は穏やか
さざ波の音が心地良い…

心の奥底に潜む暗がりをそっと照らしてくれるような太陽

いつでも私の心を蝕むそれは今はあまり気にならない
吹き抜ける心地良いかぜに身を任せると本来聞こえるはずのない方角から遠く人の声が聞こえてきた

目を向ければ白鯨を模した大きな船がこちらへ向かって来ていた。
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